現在、環境問題(大気汚染・土壌汚染・水質汚染)は世界で最も重要視される最優先課題となっております。
欧州ではEuro IV(2005年)、Euro V(2008年)に対する規制が決定し、アメリカにおいても2004年及び2007年から、段階的に連邦規制が実施されようとしています。このような世界的動向の中、
日本における汚水・土壌・大気の有害物質削減対策にも、一大プロジェクトとして注目が集まっています。

環境省の試算によると、日本では年間20数億トンの物質が利用され、そのうち約20%がエネルギー消費に、
10数%が廃棄物として処理されています。エネルギー利用の節約・効率化が、環境保全の重要課題であることは確かですが、同時に廃棄物問題も避けては通れない課題のひとつです。廃棄物の環境適合性にとどまらず、
リサイクル性を優先した物質フローシステムの構築など、地球規模のトータルシステムの開発を目指し、
新しい技術・研究を進めていく必要があります。




焼却灰および飛灰対策
1991年の改正廃棄物処理法で、特別管理廃棄物に指定されたごみ焼却ばいじん処理は、社会的問題となっています。
現在、飛灰処理を含めた廃棄物処理技術について、あらゆる角度から対策が行われています。
しかし、焼却灰に比べて飛灰には重金属類(※1)や塩類(※2)などの成分量が多く、ダイオキシン(※3)類も含まれているため、これらの安全な処理を含めた解決方法が最優先課題とされています。
※1 鉛、カドミウム、亜鉛  ※2 ナトリウム、カリウム  ※3 0.1〜100ng-TEQ/g




焼却灰の成分及び特性から考えると、ばいじん処理には「完全燃焼型処理方法」が有効であると考えられます。
それを可能にする技術として、「パルスジェットエンジン」が挙げられます。